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日韓コラムVol.4 韓国のご両親が実際に喜んでいたこと

  • 執筆者の写真: 日韓MC
    日韓MC
  • 7月6日
  • 読了時間: 5分

アンニョンハセヨ。

Nikkanstudioの日韓バイリンガルMC、ユンです。


日本で行う日韓結婚式では、韓国から親御様やご親族、ご友人が来日されることも多くあります。

日本の結婚式には、韓国とは異なる魅力がたくさんありますが、実際に韓国の親御様が喜ばれるポイントは、少し意外なところにあると感じています。

今回は、これまで日韓結婚式の司会を担当してきた中で、韓国の親御様が実際に喜んでいたことをご紹介します。



① 謝辞での「さりげない自慢」

韓国の結婚式では、親御様が新郎新婦について

「どのように立派に成長したのか」、

「どれだけ大切に育ててきたのか」、

「どんな素晴らしい人に成長したのか」

を、遠慮なく誇らしく話されることがあります。


日本の結婚式では、親御様の謝辞は感謝のご挨拶として控えめにまとめられることが多いですが、韓国の親御様にとっては、お子様の成長を語ることも大切な喜びの一つです。


そのため、韓国側の親御様がスピーチできる時間(謝辞など)を設けて、少しだけでも

「自慢の息子です」、

「こんなに素敵な方と家庭を築くことになり嬉しいです」、

「これまで支えてくださった皆様のおかげで、今日の日を迎えられました」

といった言葉を披露できるようにする気遣いは、とても喜ばれるのではないかと思います。


大切なのは、親としての誇らしさをさりげなく表現できる場を提供すること。

韓国の親御様らしい温かさが伝わり、会場全体も和やかな雰囲気になります。



② 集合写真をしっかり残せること

韓国の結婚式では、家族や親族、友人、同僚など、さまざまなグループごとに集合写真を撮る文化があります。


フォトグラファーにお願いして、

家族写真・親族写真・友人との写真・職場関係の写真

をきちんと残すことを大切にされる方が多いです。


日本の披露宴では、再入場の際に各卓フォトの時間で、写真撮影をすることが多いのですが、これは韓国の集合写真とは感じがまた違います。


もし韓国からのご親族が多い場合は、会場との打ち合わせの際に

「韓国側の親族写真を撮る時間」、

「新郎新婦と韓国ゲストの写真タイム」、

「両家ご両親との集合写真」

を進行に入れておくと、とても喜ばれます。


写真は、帰国後も何度も見返せる大切な思い出です。

「日本での結婚式、本当に良かったね」

という会話にもつながります。



③ 親御様がご参列の皆さまと話せる時間があること

韓国の披露宴では、新郎新婦と親御様がご参列のテーブルを回りながら、一人ひとりにご挨拶をすることがよくあります。


「来てくださってありがとうございます」、

「遠くまでお越しいただきありがとうございます」、

「これからもよろしくお願いいたします」

と、直接感謝を伝える時間です。


日本の披露宴では、進行や演出が多く、親御様がゲスト一人ひとりとゆっくり話す時間が少なくなりがちです。

そのため、韓国の親御様やご参列の皆様のために、歓談時間やテーブルラウンドの中で自然にご挨拶できる時間をつくっておくと、とても丁寧なおもてなしになります。


特に韓国から来てくださるご親族にとっては、親御様と直接言葉を交わせることも大切な時間です。

親御様がご参列の皆様へ感謝を伝えられる場面を少し意識するだけで、韓国側の満足度はぐっと高まります。



④ 韓服の意味を大切にしてくれること

日本人の花嫁さんから、

「韓服を着た方がいいでしょうか?」

とご相談をいただくことがあります。


もちろん、必ず韓服を着なければならないわけではありません。

ですが、韓国の親御様にとって、韓服は単なる衣装ではなく、韓国らしさや家族の誇りを感じられる大切な文化でもあります。


特に韓国の伝統的な婚礼衣装には、緑のチョゴリと赤いチマを組み合わせた「녹의홍상(ノグィホンサン)」という色合いがあります。

これは昔から婚礼の場で用いられてきた、華やかで意味のある配色です。


本格的な韓服を着るのが難しい場合でも、

赤やグリーンを取り入れたカラードレス、

韓国風のヘアアクセサリー、

韓服カラーを意識したブーケ、

ウェルカムスペースに韓国らしい小物を置く

など、さりげなく韓国らしさを取り入れることもできます。


「韓国の文化を大切にしてくれている」

その気持ちが伝わるだけで、韓国の親御様はとても喜ばれます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

MCユンのひとこと

日韓結婚式の現場で感じるのは、

韓国の親御様はご自身の文化や家族への想いを大切に扱ってもらえることに、とても喜ばれるということです。


日本の結婚式の上品さや丁寧さに、韓国らしい温かさを少し加えることで、日韓結婚式はもっと心に残る一日になります。


韓国の親御様に喜んでいただくために、大きな演出を用意する必要はありません。

韓国の文化や親御様の想いを少しだけ理解し、その気持ちを結婚式の中に自然に取り入れることです。


ご両家が心から笑顔になり、

「日本で結婚式をして本当に良かった」

そう感じていただけるよう、できることから少しずつ準備してみてください。


言葉をつなぐだけではなく、心までつながる結婚式を。

日韓スタジオでは、これからも日韓結婚式を準備される皆さまに役立つ情報をお届けしていきます。

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