日韓コラム Vol.8 日韓結婚式司会から見た、日韓カップル

更新日:9月2日

アンニョンハセヨ。
日韓バイリンガルMC、ユンです。
日韓結婚式の司会を担当させていただく中で、ここ数年、日韓カップルが本当に増えたなと感じています。
結婚式のお打ち合わせでは、おふたりの出会いや、お互いの好きなところ、ご家族のお話などをたくさん伺います。
その時間が私には、とても楽しみの時間なんです。
なぜなら、お話を聞けば聞くほど、
「日韓カップルって、本当に相性がいいな。」
と感じることが多いからです。
もちろん、性格は国籍で決まるものではありません。
日本人でもいろいろな方がいますし、韓国人も同じです。
それでも、韓国で生まれ育ち、日本で暮らし、そしてたくさんの日韓カップルを見てきた私だからこそ感じる「日韓カップルの魅力」があります。
今日はそんなお話をしてみたいと思います。
日本人女性 × 韓国人男性
~「優しさ」と「支える力」の相性~
私が担当する結婚式では、日本人女性と韓国人男性のカップルが一番多い印象です。
韓国人男性は、比較的愛情表現がストレートな方が多いように感じます。
「ありがとう。」
「大丈夫?」
「寒くない?」
そんな一言を自然に伝えたり、荷物を持ったり、エスコートしながら車道側を歩いたり…
結婚式当日も、新婦を気遣う姿を見ていると、
「本当に優しいんだな。」
と思う場面がたくさんあります。
一方、日本人女性には、相手を支えることがとても上手な方が多い印象があります。
昔から「あげまん」という言葉がありますが、私はこの言葉をとても素敵な意味だと思っています。
相手をコントロールするのではなく、
「あなたなら大丈夫。」
と自然に背中を押してあげられる。
そんな温かさを持った方が多いように感じます。
また「ありがとう」、「ごめんなさい」を素直に口に出してくれるのがうれしい!との声もよく耳にします。
だからこそ、
優しくリードする韓国人男性と、相手の魅力を引き出す日本人女性。
この組み合わせは、お互いの良いところを自然に伸ばし合える、とても素敵な関係だなと思います。
韓国人女性 × 日本人男性
~素直とツンデレ~
そしてこちらは、まさに私自身のことでもありますw。
韓国人女性は、自分の気持ちを比較的はっきり伝える方が多いと思います。
嬉しいことも、
悲しいことも、
「私はこう思う。」
と素直に言葉にする人が多い印象です。
一方、日本人男性は少し照れ屋さん。
あまり多くを語らない方も多いですよね。
私の夫もそのタイプですw。
最初の頃は、
「思っていることがあるなら、はっきりと言ってよ!」
と思うこともありました。
でも、一緒に暮らしているうちに気付いたんです。
言葉にはしないけれど、
困っていると、いつも間にか解決してくれたり、
疲れていると、そっと来てマッサージをしてくれたり、洗い物を終わらせてたり、
私の好きなものを覚えていてくれたり(誕生日には、何があっても花束を🌹)。
「あ、この人は言葉ではなく、行動で愛情を伝えるタイプなんだ。」
そう思えるようになりました。
逆に夫からすると、
「何を考えているか分かりやすい。」
そう感じるそうです。
お互いに違うからこそ、
「そんな考え方もあるんだ。」
と毎日の生活が新鮮になります。
日韓カップルだからこそ、
「二つの文化」を楽しめる
国際結婚というと、
「文化の違いが大変そう。」
と思われることがあります。
もちろん、お互いに歩み寄ることは必要です。
でも私は、その違いこそが魅力だと思っています。
食文化。
家族との付き合い方。
記念日の過ごし方。
結婚式。
子育て。
「韓国ではこうなんだね。」
「日本ではそうなんだ。」
そんな会話が自然に生まれます。
どちらか一方に合わせるのではなく、
二人だけの新しいスタイルを作っていく。
それが日韓カップルならではの楽しさではないでしょうか。
子育てを考えても、
日本と韓国はとても近い
私が日韓結婚の魅力として、もう一つ感じていることがあります。
それは、日本と韓国がとても近いことです。
世界には飛行機で10時間以上離れている国際結婚もあります。
その点、日本と韓国は約2時間。
子どもが生まれてからも、
韓国のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行く。
日本のおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に過ごす。
そんな時間を作りやすい環境があります。
中には日本国内での移動より、韓国へ移動する方が近い地方もあります。
子どもたちにとっても、
日本語と韓国語、
日本文化と韓国文化、
どちらにも自然に触れながら成長できることは、とても大きな財産になると思っています。
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MCユンのひとこと
結婚式のお打ち合わせでは、
「相手のどんなところが好きですか?」
とお聞きすることがあります。
すると、とても多い答えがあります。
それは、
「自分にはないところに惹かれました。」
という言葉です。
積極的なところ。
穏やかなところ。
家族を大切にするところ。
優しいところ。
はっきり伝えてくれるところ。
違うからこそ尊敬できる。
違うからこそ惹かれる。
そんなおふたりをたくさん見てきました。
だから私は、日韓カップルを見るたびに、
「やっぱり素敵だな。」
と思うのです。
最後に
結婚式は、おふたりだけのものではありません。
日本のご家族と韓国のご家族が出会い、
新しい家族が誕生する、とても大切な一日です。
だからこそ私は、司会として「日本式」「韓国式」のどちらかを選ぶのではなく、
両方の文化の良さを自然に取り入れた結婚式をご提案したいと考えています。
韓国で生まれ育ち、日本で暮らし、日本で婚礼司会を続けてきた私だからこそお伝えできることがあります。
これからも、一組でも多くの日韓カップルと、ご両家の大切な一日に寄り添えたら嬉しく思います。
言葉をつなぐだけではなく、心までつながる結婚式を。



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